「で、頼みって???」

「ああ。えーと…。」

「えーと?」

「…お前の曲を提供してほしい!」

「曲!?だ、誰に?」

「俺の大事な人。」

「??」

「すっごい声がきれいなんだよ。誰よりも歌が好きなんだ。世に出さないともったいないし、なにより、夢を叶えてあげたいんだ。…だから、頼む!!!」

「そんなの…いいに決まってんじゃん!」

「ほんとか??ありがとう!!!!」