それから二人でずっと話して

すごい楽しかった。

優香の笑顔が眩しくて

心からこの子を守ってやりたい
って思った。

『賢人は部活とかやんないのー?』

「うーん、前の学校でサッカーやってたけど、おれ…」

『ん??』

「優香のマネージャーとプロデュースする!!!」

「俺の前の学校に作曲できるやつが
いるからそいつに曲もらって優香が歌って東京で売り込む、俺が!」

『……』

「……ごめん、嫌だった?」

『…ほんとにいいの?』

「……いいに決まってる!」

『ありがとう!』