「やっと向いてくれた」

頬にキスをすると目を丸くして顔を赤くする

「キス、していい?ってまぁどんな返事でもするんだけど......」

そのまま唇を奪う

チュッというリップ音と共に

俺は透真の唇に溺れる

「やべ、もっかい」

「ん」

優しく口づけるだけだけどハマる

「もっかい.....」

そう言って目を閉じた俺の顔は

何者かによって止められる

それが手のひらだと理解したのは数秒後