王子様の声フェチっ!


柑也が目の前にいる....

手、繋いで走ってる.......


幸せだ、私


「ふぅ、ぎ、ギリギリ.....」


疲れた

「え、なんで......」

柑也がこっちを向いてびっくりしてる

「なんで、泣くの...」

「え?...」

確かに涙が頬を伝う

「え、や、あの....」

「とりあえず、移動」

周りには人がいて

見てる人がいっぱいいる


なのにまた、手を繋いで走ってる




「はぁ、はぁ....」

息が切れて、涙も止まって

きたのは空き教室