『ねぇ、かんちゃん
私ね将来、かんちゃんのお嫁さんになるんだぁ!だからかんちゃんお婿さんになってね?約束だよ』
懐かしい思い出だ
『な、なんでだよ
別に俺はお前のこと好きじゃねえし』
俺、真っ赤になりながら嘘ついてる....
『そっかー......私はかんちゃんのこと
すーっごい好きなのになぁ.....
かんちゃん、好きじゃないのか』
『お、俺は別に......』
『ん?なぁに?かんちゃん』
『なんでもねぇ....』
結局好きって言えなかったんだよな....
俺の幼馴染みで初恋の相手
そいつは.......
あれ?名前なんだっけ....
やっぱ、思い出せねぇ

