王子様の声フェチっ!

「透真は、俺のこと好きか?
俺は好きだ.....もう一生透真のことを「やめて!」

そんなことを聞いたら罪悪感がもっと大きく膨らんで

爆発してしまいそうになるから

「帰って」

私は今度こそドアを閉めた

「ごめん.....」

ドアの向こうにいる柑也にそう、呟きながら

聞こえるはずがないその声は暗闇へと消えた