王子様の声フェチっ!

そして崩れていく

男女の友情なんて

この世には存在しない


「オト、俺、オトのこと好きやけん」

「え?.......」

高校に受かって少したった頃

「私は....ムッテを....そうゆう目では...
「わかっちょーよ.....」

そのあとも普通に接した

けど明らかに距離はあった

距離があったのは私たちだけじゃなくて

ニッキとイヴも

「オト、私、ニッキにフラレた」

悲しそうな顔をしてイヴは呟く

その数日後

「オト、俺はオトのこと好きやねん」

壊れた

「ごめん........」

全員に距離ができて

歯車は修復できないヒビが入って

回らなくなった........


もしムッテが私に声をかけなかったら

三人はうまく行ってたかもしれない


壊した原因は自分だ


自分の大切なものを

自分で壊した