「透真は俺のどこが好き?」

「そりゃ、全部だけど........」

「だけど?」

ほんと、透真をいじめるの好き

顔真っ赤にしてうつむいて

ぼそっと答えるのが

たまらなく、かわいい

「...................声が一番好き」

「こ、え?」

予想外の展開

初めて俺の声が好きだって聞いた

「柑也の低い声が蜜柑に似てて
でもその蜜柑くんの声以上に好き」

「み、蜜柑くん?」