「柑也、帰ろ」

「あぁ今行く」

俺らは許嫁でも付き合っていて

愛し合っていた

「ねぇ、柑也はどんな服が好み?」

加桜はいつも俺のことを最優先に考えてくれて

しっかりしてて女子からは憧れ

男子からも憧れであり、尊敬されていた

それはおそらく、今でも変わらないんだろうけど

こんな感じで二人で一緒に帰っていたときだった