ふと、目を覚ます

「夢か....」

なんだったんだろう...

って、教室じゃん

誰もいないし

寝てたから誰も声をかけなかったんだろう

とりあえず、帰ろう

もう空は暗くなりはじめている

「柑ちゃん」

加桜の声が聞こえる

「なんだよ」

「どうするの?約束、忘れたの?
ずっと一緒にいようっていったじゃん」

そんなこと一言もいってないよ、柑也

「そうだったか?
一緒にいればいいんだな」

「そうだよ!約束だもん」