王子様の声フェチっ!

「あ、透真!」

柑也がよってくる

おそらく、私と加桜が一緒にいて少し

何かを感じ取ったのだろう

「どこ行ってたの?透真」

「あー、それねぇ
加桜のぉー友達がぁー
透真がとぉ仲良くしたいのぉ
っていうからぁ紹介して.....「俺は透真に聞いたんだけど」

柑也......怖

「そんなこと言わないでよ
柑ちゃん?」

「お前......なんでそれ」

「覚えてないのー?
幼馴染みの名前....やだなー
柑ちゃん初恋なのに」

柑也の腕を自分の腕に絡ませる加桜

その上こっちを向いてニヤリと笑う

そんなこと、私にとってはどうでもいい