愛されない黒猫



コンコン

零「誰?」

悠「俺だ、悠だ」

零「何しに来たの?」

悠「お前の今の親についてだ」

零「っ……あ、あぁ…なんだ?」

悠「まずあの人たちは勘違いをしている」

「勘違い?」

「あぁ、まず零は本当の親を殺していない」

「ならどうして?」

「まず、俺らの本当の親は事故死だ」

「っ…」

ならあの時に見た夢は本当だっていうのか?

「そして、俺らをかばい亡くなった、死んでしまったんだ」

「そのことを零の今の親に伝えたい」

「わかった」

「今度の土曜日零の家に行くな」