甘いオオカミ少年と~Valentine Love~






「そうなのね。朔くん来る?」




「楪に言ってもらうんだけど……」





「でももう遅いわよねぇ。ちょっと様子見に行ってらっしゃいよ。そして早く連れてきなさい」





そっか、その方が早いよね。




「うん、行ってくるね」





あたしは、パタパタと体育館の方へ行った。





程なくして、朔と楪が見えた。




名前を呼ぼうとした途端、とあることに気づいた。




朔が座っていて、楪が水を買ったのか、朔の捻った足に当てている。






2人仲良く笑い合って。





その2人を見て、胸がズキンと痛んだ。