──────────────…… ピーッ! ワアァァァ! 「スゴイね〜また朔が入れたよ!」 スリーポイントを次々に入れていく朔を見てあたしははしゃいでいる。 「……」 「楪?どうしたの?黙って」 何も喋らない楪を見ると、なぜか彼女は頬を少し赤らめて朔のいる方を見つめていた。 ……楪が朔の方を? 「……ううん、何でもないよ。スゴイね朔くん」 何でもないとは思えないよ。 「……そっか」 楪は、この第一体育館に来てからずっと黙っている。 あたしなんかしたかな?