チョコ交換の約束をし、離れたあたしはルンルンだった。 楪の元へ駆け寄る。 「ねぇ、楪。今年もチョコあげるね」 「え?いいの?じゃあ、あたしもあげるね」 楪とも約束をしあたしは何を作ろうか迷っていた時。 「心愛はさ、朔くんにあげないの?」 本日2回目の質問にまたも戸惑ってしまう。 「え、あげない……よ?」 あたしがそう言うと、楪はさっきの友達と同じように複雑そうな顔をした。 「あげないの……?」 「だって、あたし朔のこと……好きじゃないし」