甘いオオカミ少年と~Valentine Love~






「わわっ」





朔に腕を引かれながら階段を駆け下りる。





足がもつれるっ。





ていうかコイツ、足捻挫したんじゃないの?




「間に合った」





ピタリと止まる朔にぶつかりそうになった。




「あー、足いてー」





痛むのか、突然庇い出す。




そりゃ、走れば痛いだろうね。





「大丈夫?朔」





「ん?大丈夫だよ、多分」




明らかに痛そうにしてたよね。





「乗らねぇの?早くしないと行くぞ」





「あ、うん」




あたしたちは乗り込む。