「なんでそんなに恥ずかしがってんだよ?今までもこんな感じだったろ」
「それは小さい頃の話でしょ!?」
ジリジリと近づいてくる朔。
しかも上半身裸。
「ちょっ、朔っ……」
グイグイと迫ってくる。
多分あたしの顔は真っ赤なリンゴみたいになってるはず。
気がつくと、後ろには壁。
しまった!横に逃げれば良かった!
「そーんなに恥ずかしいのかな〜?」
コイツっ、絶対ワザとだ……!
「からかわないでよっ」
あたしは顔を横に背けながら言った。
でも見えてしまった。
朔がニヤリとした顔を。
「なぁ、知ってる?」

