甘いオオカミ少年と~Valentine Love~






「朔くん、捻挫したんだって?」




「ハイ、大したことないと思うんすけど」





頬をポリポリとかきながら話す朔。




あたしはずっとあのことが気になっていた。




やっぱり2人、両想いなんだなって思った。





「一応出来たけど、安静にしなさいよ」





「ハイ、ありがとうございました」




あたしたちは保健室を出る。





「ヤバ、あたしもう帰らなきゃ……美和迎えに行かないと」





教室に戻った途端、楪が慌てたようにカバンを持つ。




「美和ちゃん元気?また今度遊ぼうね〜!」





「うん、美和に言っとく。じゃ、また明日ね!」





そう言ってパタパタと帰っていった。