太陽が沈んでも月と星がある。


たとえ雨が降ったとしても

いつかはやんでしまうでしょう?


そして虹ができるんだ。


光を見失ってはいけないよ。


たとえどんなに辛くても。


十二才(君は間違って記憶してたね)で

僕は死んでしまったけど、

世界はそんなに悪くない。



僕は知ってる。



遠い時を越えて

あの日、確かに君と僕は同じ空で出会った。


君にこのことを伝えるために、

僕は君に会いに来たんだ。