初めて見た君は、

とても澄んだ目をしていた。


可愛い瞳は、とても綺麗で。


眩しそうに時々目を細めたりして。



君のことが気になってしょうがなかったのは、

きっとその目のせいかな。


君は疑いのない目でこっちを見るけど、

君が考えているほど、

素晴らしい人間じゃない。


人を、恨んでいたこともある。


自分がどんなに頑張っても、

手に入れられないものを、兄弟は持っていた。