星空の七日間

「…俺、分かっちゃったかも…」


振り返ると陽一が青い顔をしていた。


「分かったって、何が?」


「…聞きたい?」


…聞きたいような、聞きたくないような…


「この星って奴、

会うたびに葉月に近づいてるじゃん…」



一日目は学校の近くの公園。


二日目は家の近くの坂道。


三日目と四日目は庭。



「本当だ。」


「ヤバイよ、これ!

最期には自分の後ろに来るってやつじゃん?!」