俺には、妻がいる。
俺なんかには、もったいないぐらい可愛くて、笑顔が素敵な奥さん。
でも、最近というか、ここ数年、妃菜の笑顔を見ていない気がする。
仕事が思ったより忙しくて妃菜と会話さえできない日々だった。
妃菜は、毎朝俺におはようと言ってくれる。
俺は嬉しくておはようと言いたいけど、昔から低気圧だからうまく声がでなくていつも、んとかになってしまう。
行ってらっしゃいとも言ってくれるけど、今だに恥ずかしくて無視するような感じになってしまっていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…