ピロリン♪






伊吹くんを待ってから、1時間ぐらいが経った頃、私の携帯に一通のメールがきた。







開いてみると、そこには伊吹くんの名前があった。







まさかね…










内容を見てみると、










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ごめん、今日飲みに行くことになったから夕飯いらない。

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冷たくて、そっけない文。






やっぱり…







そう思い、伊吹くんの分のご飯にラップをかけ冷蔵庫に入れる。





私も食べる気分じゃなかったので、私の分も冷蔵庫に入れた。









はぁ。






今日で何回目の溜息か分からない。







最近、一緒に夕飯も食べれなくなった。







いつも、仕事か飲み会。






家には帰ってくるけど、それは私が寝た後。






でも、伊吹くんは私は寝てるって思ってても、私は眠れなくて寝てなかった。






向こうは寝てるって思ってるから、私からは話しかけづらい。





どうしたら、もっと伊吹くんと喋れるんだろう。





もう分からないよ。










伊吹くんが分からない。