あれから、数ヶ月

わたしは、新幹線に乗っている


目の前にいる廉の彼女は
小さくてふわふわしているようだ
会った時に済ました自己紹介では

梶山 ひのり(かじやま ひのり)
といった


誠も楽しそうで


わくわくしていた