佐久間くん



すると、大和は話し出した


「わたしね、昔
お父さんを亡くしたの

病気だった。朝起きると
お父さんはいなかった


それでも、頑張ってた
ヘラヘラ笑って
平気なふりをしてた

そんなとき、お母さんが倒れて
今は入院してる

家のことをしないといけなくなって
笑ってる場合じゃなくなった。


廉のことだってあるし」