【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



私がBRLLIAへ行かない日に2人が来ているかも、どんな風に過ごしているかも私は知らない。


連絡先すら知らないし教えてもいない。


それでも別に不自由もなければ、淋しいこともない。


出会ったときの無視は淋しいけれど、会っていなければさほど気にならなかった。


BRILLIAの知り合い。


そんな感じなのかもしれない。


哲弥や他の従業員の子に店の外で無視をされたらやはり淋しいけれど、日常生活の中で淋しさがあるということはない。


そんな同じような位置づけなのかもしれない。


それでもBRILLIAで会った日は思った以上に楽しくなりどちらか1人の時は



カウンターでそのまま22時まで話すようにもなった。