「黒埼、もう花屋替えたの?」 綺麗に仕立てられたスーツを着た女が新しく活けられた花を眺めると チラリと男を見つめた。 「いえ、今までと同じですが、今日は違う方でしたね」 「そう。いいわね。今までよりずっといいわ。その人が専属になるなら継続しましょ」 にこやかな社長を見て黒埼という黒服の男はホッと胸を撫で下ろした。