【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



大和さんがVIPにシャンパンを持って入ってきて


哲弥がグラスを運んでくれた。


「隼、お前結衣ちゃんを泣かせるような事があったらぶっ飛ばすからな」


大和さんまでそんな事を言うもんだから


「ここにもいた」なんて隼が頭を抱え


「しかし、大和っちも春香も親みてーだな」司が吹き出した。



「だって、結衣よ?初めてラ・フルールで会ったときね…」


春香さんは、懐かしむような顔をした。


「なんか儚げに感じてね。声をかけるとフワッと笑ってそれが可愛くてさ、儚げなんて勝手なイメージなんだけど、結衣が笑っても話しても可愛くてあぁこの子のこんな顔をいつも見ていたいなんて母性本能でまくりよ。動くとまた可愛いから嵌るのよねぇ」


「儚げって由香里さん達にも言われた。私って第一印象暗く見えるのかな?ずっと暗い感じ?」


心配になって聞くと


「そうじゃないのよ。こう…なんていうのかな…睫毛バサバサのお化粧バッチリお前は外人かって人が多い中でさ」


「ちょっと…それって地味とか昔っぽいとか言われてるわけ?」


私が膨れると


「違うんだって」


春香さんが慌てて説明しようとしたら


「俺は、春香が言う意味がわかる。俺もそう感じた」大和さんが言い


「だな。俺もそうだ。この子の持つ雰囲気とこの可愛さは何だ?守ってやらなきゃって母性?父性?俺もバリバリよ」司が笑いながら言った。


「結衣のさ、ちっちゃい言った?の笑いの禁句も良くやったね。ついやりたくなるのよね」


「チビって言われるのは傷つくけどちっちゃいとかちっさいだと、あはははって自分でも可笑しくなる。今さらのびねーよ。みたいな。別に不自由ないよって。あははは」


「下の方からちっちゃい言った?ってな。思わず言ってない言ってないってな。あははは。」


「今下の方言った?」


「言ってない言ってない。」


あはははは