「運転手さんお腹すいてるよね」 「また結衣は何の心配してんだよ。他の男の事考えてんじゃねーぞ」 「男って運転手さんでしょ。私たちばかりお腹いっぱいになって悪いじゃない」 「何か食ってるだろ」 「そうなの?」 「そうだ」 その言葉にホッとした。 「運転手さんの名前何て言うの?」 「あはは。高野だ」 「いつも聞くタイミングがなくてずっと聞けてなくてさ」 申し訳ない顔の私と何でだか嬉しそうな隼。