部屋まで戻るときに、印をあまり見なくなったなと言われた。 身体が覚えてきたんだと思う。 でもあの日の感激を忘れたくないし、まだ自信があるわけでもないからこの神の印が無くなっては非常に困る。 「次はお袋のとこへ行く印がいるな」 なんて言う隼の言葉に大笑いもした。 由香里さんたちの部屋まで行けるようになると植木さんの部屋もわかるらしい。 「お茶どうぞ」 そんな風に声を掛けられる日が待ち遠しい。