「結衣さんは優しくて強いお人ですよ」
宮沢さんの言葉も震えてた。
「隼がね、私が走りだす前に、仲間を信じろって言ったんです。終わってから相談してたの?って聞いたらしてないって。だけど家の中でいつも迷う私を絶対にみんなが助けてくれると思ってたって。
隼がすごくみんなを信じてるから私もみなさんを自然と信じていたんだと思います。響さんも由香里さんもいつも家族だからって大切に思ってるから」
「若、ありがとうございやす。組長…姐さん…」
澤田さんは目を閉じて上を向いていたけどボロボロと涙がいっぱい落ちてた。
「隼、あんたに結衣ちゃんもったいないわ」
佐和子さんが涙を拭きながら大笑いをはじめ
「私もねー。隼ってのがひっかかってね」
由香里さんも真っ赤な目をして笑い
「結衣ちゃんもう一回やって捕まってチャラってのやらない?」
なんて言い出すからみんなで大笑いした。
