じゃあ えっと そこの人、そこの若いの。
「自分ですか」
「結衣ちゃんその人誰?」
「梅野さん。クスッ佐和子さん、梅野さんは、私が迷わないように神様の印をつけてくれた人なんです。その印のお陰で私は迷わずに玄関にも食堂にも移動出来るんです」
「神様の印?」
「どこにあるかは教えられませんけど、すごく良く出来ていて、大助かりなんです」
響さんも隼も、にこにこ笑って
「お陰で送り迎えをしてもらえるんだ」そう言ったのは響さんで
「結衣が、嬉しそうに移動できるのも梅野のお陰だ」と言ったのは隼。
「そ…そんな風に言ってもらえるなんてきょ…恐縮です」
梅野さんが真っ赤になった。
