【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



奏くんも「兄貴、結衣さんおめでとう。俺んとこ来たら一番安全だったかもよ。」と言われた。


確かにそうだ。


なんであんなに走ったんだろうと隼と大笑いした。


こそこそっと私の耳元で


「兄貴、幸せそうだ。頼むな」


「うん」


隼に良く似た笑顔で奏くんが笑った。


今では、本当に2人の笑顔は良く似ていると思う。




食堂に行くといつもよりテーブルが多くて


組員さんたちもいっぱい。



「おはようございます。夕べはありがとうございました」


お礼を言いながら席まで歩いていくと


前のテーブルも今日はずいぶん横に長くなっていた。


半ば強制的に響さんと佐和子さんの間に座らされる事が多かったが


今日は隼の隣だ。