「明日の朝は、全員早起きだよ」
「そうね」
佐和子さんも張り切ってる。
「まだ何かあるんですか?」
「今回はある」
由香里さんも楽しそう。
「じゃお開き」
「隼、猿になるんじゃないよ」
由香里さんに頭を叩かれ、隼と部屋に戻った。
今日は佐和子さんたちも泊っていくみたいだ。
隼と一緒にベッドに入ると2人でまた思い出して笑ったりした。
隼に仲間を信じろって最初に言われたことを思い出し
隼だけは知ってたの?って聞いたら突然、よし今からって決まったのに知るわけないって言われた。
だけどじゃあなんで?と聞いたら
毎日、見てたらわかるって。絶対私が迷うことをわかっているから
組員さんたちが助けるって思ってたって教えてくれた。
隼もまた組員さんたちを信じてたんだと思う。
今日は何で佐和子さんたちが来てたのかっていうのも聞いたら
私がフラワーショップに戻ることについて相談しにきてたらしい。
堅気と言われる私の状況で、極道の人間に警護をさせることはそれこそいろいろと面倒だったようで、極道の女の方が警護は楽らしい。
ついて歩くのが当然で、傘下の人間までもが認識しているかららしい。
だけどフラワーショップに警護つきで勤めるのもどんなもんかと思う。
隼が甘えてきてたけど、そんなことを考えていたら知らない間に瞼が閉じた。
