【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



「三浦のとこだって思ったけど三浦の部屋を知ってるか?って考えるとそれは無理だとも思うしね」

由香里さんは、また日本酒をクィッ。



「最初に隠してくれて、必ず守りますから信じて下さい。逃げ切って下さいって言ってくれたのが三浦さんでした。でも部屋はどこだか」



「あはははは。三浦の部屋に行ったらあいつ寝てたわよ」


佐和子さんも同じように日本酒をクィッとあけていた。



「窓があいててそこから中庭へ逃げろって言われて中庭に出ると塩沢さんがこっちって窓あけてくれて」



「あははは。それから?」


「順番忘れちゃいましたけど、北川さん境さんに天野さん小宮さんにそれから遠藤さんもいた。榊さんもいたな。矢部さんはお水もくれたの。もっともっといる。もうたっくさんの人に結衣さん右です。とか 振り返らずに思い切り直進とか、言われる通りにはいって返事して夢中で走ってました。三浦さんには、何回会ったかわからないぐらいです」



「あいつらみんなグルか」



貴裕さんも嬉しそうに日本酒をクィッと飲んだ。



「三浦は忍者かよ」


司も日本酒をクィッと飲むと優しく笑った。