「はぁはぁはぁ もう苦しい」
「苦しいですね。でももうひと頑張りです。さぁ、結衣さん、組員を信じてますか?」
「はぁ はぁ はい。し…信じています。はぁ…はぁはぁ…今までも、はぁはぁこれからも、はぁはぁはぁ そして今も信じてます」
「植木の部屋じゃない?結衣ちゃんすごく懐いているもの」
「でも植木の部屋まで結衣ちゃん来れないでしょ」
「そうなのよね。私たちの部屋に来れないんだから植木の部屋は無理よ」
「一番わかりやすい来かただけど、それがわからないんじゃねぇ。でも一応覗いてみましょ」
由香里さんと佐和子さんの声が近づいてきた。
「結衣さん、この部屋は3Fになりやす。それでも信じてくれるのであれば怖いでしょうがベランダから飛び降りてくだせぇ」
「植木さんのお部屋ってはぁはぁはぁ3Fなんですね。でも大丈夫です。はぁはぁ。信じてます」
「それなら、さぁ行って!」
「はい」
私は植木さんの言葉でベランダに出ると椅子にあがりそのまま迷うことなく飛び下りた。
