背中のホックがパチッと外され胸元の解放感に慌てた。
恋愛ブランクの長い私は戸惑って身体をよじらせるけど
そんなことを許す隼じゃない。
簡単にパジャマのボタンを外し隼の唇が首筋から順番にすべりおちていくと恥ずかしさも手伝い、
「隼…」小さな声で助けを求めたけれど
「黙って俺だけ感じてろ」
隼のバリトンの囁きがさらに追加されてしまいほろ酔い状態が続く。
本当に意地悪なぐらい私の身体を自由に動きまわり
アッ… 恥ずかしくなるような声が出てしまう。
だけどそうなるごとに気をよくするようで、隼の指先は悪戯に動きまわる。
逃げようとする私を簡単に連れ戻し
「結衣、お前は俺の女だ」耳元で囁くと
私の中へ隼がそっと入ってきた。
壊れ物を扱うようにそっと静かに動いていたけれど時間の経過とともに
その動きは激しさを増し、何度も押し寄せる波にどんなに助けを求めても
隼は決して手を緩めない。
私の首筋を舐めては「甘い」
そんなバリトンボイスがまた私の理性すら麻痺をさせて、いつまでも隼を求めさせ続ける。
解放されたと安堵をしても、すぐにまた私の中へ侵入し
もう…ムリッ…ハヤト…
自分の身体の感覚すらわからない状態でそっと隼に抱きよせられたのは、もう太陽が昇っている時間だった。
