佐和子さんがクスクス笑いながら
「すぐに席を立とうと思っていたのにお茶が美味しいって話しになってね。
誰が入れた?って話題でさ…そしたらそこの3人がえっ?って驚いた顔になって…ウフフフ… 私はピンときたのよ結衣ちゃんだって。まぁそこのお3方も、もしやとは思ったみたいでその途端あの顔よ」
ダンディーな貴裕さんがお茶に口をつけると
「結衣ちゃんがいれたお茶は本当に美味しいね」
そしてやっぱり微笑んでくれた。
「お代りいただいてもよろしいですか?」
鋭い目をした人から言われ
「はい」と答えると途端にその目は柔らかいカーブを描いた。
「あっしもお代りをいただきたい」
「こっちもお願いできますか」
「はい」
何も持ってきていないので
澤田さんと湯のみをお盆に下げると2人で食堂へと戻った。
