【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



並んだおかずを食べていると梅野さんが来た。


隼にここから名前を呼んでいいかと聞くと頷いてくれたから


梅野さんに声をかけOKとサインを送った。


ありがとうございました。と笑いかければ


「良かったです」ってぺこりと挨拶してくれた。


「おい梅野」


隼が梅野さんをこちらに呼んだ。




すぐに前まで来て


「今日はありがとうな。玄関に1人で来たから驚いた。食堂までも色分けしてくれて。プッ…これで不自由はないと思う」


「いえ、お役にたてて良かったです」


「すごい役にたってます。神の印です。ねっ隼」


「あぁそうだな。ありがとうな」


「そんな、お2人からお礼なんてもったいないっす」



恐縮しながら何度も頭を下げて戻っていった。