並んだおかずを食べていると梅野さんが来た。
隼にここから名前を呼んでいいかと聞くと頷いてくれたから
梅野さんに声をかけOKとサインを送った。
ありがとうございました。と笑いかければ
「良かったです」ってぺこりと挨拶してくれた。
「おい梅野」
隼が梅野さんをこちらに呼んだ。
すぐに前まで来て
「今日はありがとうな。玄関に1人で来たから驚いた。食堂までも色分けしてくれて。プッ…これで不自由はないと思う」
「いえ、お役にたてて良かったです」
「すごい役にたってます。神の印です。ねっ隼」
「あぁそうだな。ありがとうな」
「そんな、お2人からお礼なんてもったいないっす」
恐縮しながら何度も頭を下げて戻っていった。
