「飯食ったか?」
「まだだよ。普通一緒に食べるでしょ?」
「じゃあ行くか」
「食堂までは案内お願いします」
スマホを見せて
「司が地図作ってくれた」
隼は見るなり大笑いで
「どこに行きたいかまず見てから出ろよ」
なんて失礼なことを言われた。
笑いながら歩いていったって手を繋いでいるから迷わない。
でも隼が印をみていて「良くできてるな」
「でしょ。神だよ。神。お礼言わなきゃ」
「あぁ俺からも言っておく」
「ありがとう」
「結衣、見ろ」
隼がまた天井付近の柱を指さした。
「食堂に行くのはピンクだ」
「あははは。すごい。隼、食堂にも1人でいける」
「あははは。結衣良かったな」
大笑いしながら食堂に入った。
ついたときにはもう涙がこぼれるぐらい笑ってた。
