隼の部屋に入り上着を受け取るとハンガーにかける。
「はい」って身を乗り出すからネクタイも外してあげた。
一番上のボタンと袖のボタンを外してあげた。
その時に私の手をとり
「大丈夫か?痛みはないか?」
「だから大丈夫だって。お店で切った時の方が深いよ」
そう言うと何でだか隼は怖い顔で睨んできたから
「あ…着替えてて、ちょっと持ってくるものがある」
私は部屋に戻り、隼が着替え終わる頃を見計らって部屋にいった。
「隼、入ってもいい?」
「おいで」
「ノートパソコン借りちゃった」
「あぁ好きに使え」
ソファーに座っている隼が横へおいでと呼ぶ。
ノートパソコンをテーブルに置くと
「はい。これは隼に感謝の気持ち。それと、ボスたちは私の番犬になったからピンチヒッター」
あははは
「結衣作ったのか」
「お花屋さんよ」
「だな」
「嬉しい?」
「あぁ。嬉しい」そう言ってぎゅっと抱きしめてきて
額や、頬にチュッってキスを落とし、最後にまた唇にチュッなんてするから
真っ赤になる。
「もっと欲しいか」
慌てて横に首をふると
「そんな全力で拒否るなよ」
隼はゲラゲラ笑いだした。
