サンダルを履くと植木さんが今度はどうしましたって声をかけてきて
「これ、今日のたくさんのお礼です。楽しいお話をありがとうございました」
「自分にですか?いただいていいんですか?」
植木さんが嬉しそうな顔をしてくれて私も笑顔になってしまう。
遠藤さんたちの分を持っていてくれた司が
「結衣の気持ちだから受け取ってやって」
「もったいないぐらいです。結衣さん本当にありがとうごぜえやす。なんて可愛く出来ているんでしょう」
「私、お花屋さんですから」
「結衣…また言ってる」司が後ろでゲラゲラと笑いだした。
「だってお花屋さんよ。間違ってないでしょ?」
「あぁ…そうだな」
「そうよ」
