門のところにいる人たちのところへ行って
私のせいで何度もすみませんと謝ると
「構いませんよ。それよりお体は大丈夫ですか?」
「もう大丈夫なんです。だから心配しないで下さいね」笑顔で言った。
「あの…」
「はい。何でしょう」
「私は、吉永結衣と申します。お名前を伺ってもよろしいですか?」
そう尋ねるとスキンヘッドの人は
「角田 重雄と申します。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくお願いします」
がたいのいい人は、
「遠藤 真一と申します。以後お見知りおきを」と頭をさげるので
「こちらこそよろしくお願いします」とおじぎをした。
「あと…司さんが戻ってきた時と、帰る時、佐和子さんが帰る時、響さんが戻られたとき、隼が戻ってきた時もありますね…奏くんもだ…。たくさんすみません」
ペコペコと頭を下げるとニコニコしながら
「気になさらないでください。お見送りでみなさん嬉しそうですよ」
「そうですかね」
「そうですよ」
角田さんも遠藤さんも優しく笑ってくれた
