【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



みんなにお礼にアレンジメントを作りたいと話すとお花も買ってきてくれるらしい。



司は本当に優しい。



フラワーショップに電話をいれると店長がとても心配していて


もう元気だと伝えると安心してくれた。


繁華街の店の花の入れ替えがあり忙しいことがわかっていたので


それをどうするか聞いたらそれぞれのお店が便宜を図ってくれたって聞いた。



由香里さんと佐和子さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。




出かけようとする司にお財布を渡すといらないと言われ


それでは私の気持ちにならないからと伝えた。



「わかった」


笑いながらお財布をうけとってくれたから


「足りなかったら出してね」って言うと嬉しそうにOKって笑った。


玄関まで向かいながら、すぐに帰ってくるか聞いたら


「淋しいか?」


「子どもじゃないんだから平気よ」


あまりの子ども扱いに笑った。


玄関を出るとやっぱり植木さんがいて


「お使いのお見送り」


肩をすくめて話すと


「それはいい」って微笑んでくれた。



「いってらっしゃい」私は司の車を見送った。