【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



それに響さん。


オーラは確かに半端ない。


だけど、男の色気って思うほどステキで、俳優と言われたら


だよねーって答えてしまいそうなほどだ。


深みのあるバリトンボイスで私は簡単に酔わされる。


その上、司のお父さん…。



親父なんて言葉は絶対に不似合いでパパとかダーリンって呼ばれていそうな


そんなダンディーでステキな方だ。


それが揃いも揃ってもっとも不似合いと思えるような組長だとか若だとか


世の中ってわからないもんだと思う。


そんな事を思いながら、


「はじめまして。吉永結衣です。お2人にはいつもお世話になっております。それに…この度は本当にご心配やご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」


深く頭をさげると


「結衣さんは、何も悪くないんだから顔をあげなさい」


「そうよ。元気な顔をもっと見せてちょうだい」


佐和子さんが涙を浮かべてて本当に申し訳なくなった。