ハンガーから上着をとると着せやすいように少し屈んでくれた。 振り返った隼が抱きしめてきてそっと私の顎に手を添えると えっと思ったときには唇に柔らかい感触が残ってた。 「は…隼?」 「行くぞ」 私の手を握るとそのままスタスタと廊下を歩き始めたから 何も言えないまま隼の後ろをついて行った。 絶対に顔が真っ赤だ。 隼と違って私はこういう事に慣れていない。