「結衣戻ったか?」
隼の声が聞こえ
「うん。どうぞ」って声をかけると手にドライヤーを持った隼の姿で
わたしはまた笑いが止まらなくなった。
「は…隼…あ…ありがとう。今日はちゃんと乾かしてきたよ」
「チッ」
「こんなに笑いすぎて私大丈夫?」
「笑っとけ」
そう言うと横を向いて笑ってた。
ドライヤーをドレッサーの上に置き
「ほらっ」
置いてあった救急箱をあけまた包帯を解き綺麗に消毒してくれた。
「包帯じゃなくてテープがいいな」
私が救急箱の中のテープを指さすと
「これか?」
「私、手を切ったときそれ良く使う。傷が残りにくいらしい」
「こうか?」
「違う違う、短く切って横から寄せるような感じで。」
説明すると綺麗に貼ってくれた。
「おおぉ快適。いつもより綺麗だ」
喜ぶ私を見て
「頼むから結衣の傷の手当てなんて最後にしてくれよ」
「私だってイヤだよ」
隼と顔を見合わせて笑った。
