どうしても私のそばに来たいらしい3頭は通してもらえないことに威嚇したり甘えた声を出したりして、隼が私の腕を掴むとサッと前に出し
「えっ」って驚いていると
私を抱きかかえるように座った。
すぐに3頭が私に狙いを定め飛びついて来た。
「あはははは。すごい力。あはははは」
「結衣、これは無理だな。すげー力だ」
「あははは」
私がくすぐったさのあまりに動きまわるから、とうとう隼もろともひっくり返った。
だけど隼のことはちっとも舐めなくて、それが由香里さんたちには可笑しいらしく
「お前は不味いらしい」って笑ってた。
「あーお腹痛い。また来るから。今日はもう許して」
お願いするとジーッと目を見つめられ
「ちゃんと来る。約束する」
そう言って順番に頭を撫でた。
隼と一緒に起き上がり、みんなで庭をあとにした。
