【完】甘い香りに誘われて*極道若頭×大人の♀



組長さんがみんなに


「おはよう」と挨拶をすると


「おはようごぜぇやす」と一斉に挨拶の声が飛び交った。


「みんなも聞いていると思うが、吉永結衣さん。家に来る花屋の結衣ちゃんだ」


私の方を向いて優しく笑ってから


「これから一緒に生活をすることになる。みんな面倒をみてやってくれよ。怖がらせるようなことすんなよ」


「へい」



組員さんたちが笑顔で答えてくれた。



私にも挨拶をするように言われたので


「吉永結衣です。昨日はみなさんにいろいろご心配やご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。もう元気です。家の中で迷っていたら助けてください」



私の挨拶にみんなが笑い、組長さんも頭を撫でてくれた。


頭を撫でるって…私23の大人ですから…と思ったけれど大きな手で嬉しかった。


こんな素敵な組長さんに頭を撫でられるのも幸せなんじゃないかと思う。


自分の顔が熱くなって真っ赤になっているのがわかったけれど


これは、反則に近いくらいの私のハート攻撃だった。