「そっか。じゃあ他に最近何かかわったことはあった?」


「うん」


「結衣、何かあったのかよ。何で言わない」


隼の声がイラついていたから


「そうかどうかハァハァ…わからなかった」


隼にわかるように口を動かしたのに


「ん?わからなかったのね?確信がなかったの?」由香里さんが理解してくれた。



「どんなこと?何でもいいわよ」と聞いてきた。


「見られてる気がしてた。ハァ…ハァ…店でも帰り道でも繁華街でも」


「結衣!」

また、隼の怒った声にビクッとなると


「悪い」と急に小さな声になる


「いつから?」


「10日ぐらい前かな…。ハァハァ…でも誰もいなかった」


肩で息をしながらも、一生懸命口を動かして状況を伝えた。


「結衣ちゃんは見られてる気がして回りをみるけど誰もいなかったのね」


「うん。だけどお店の女の子も言ってた」


「そう。わかったわ。他には何かある?」


「ううん」